
会社概要
1968年 繊維関連会社に勤務していた故 黒田磨(前社長)が、中古のレース機を購入して独立するにあたり、同じ会社に勤務していた𠮷田茂男(現社長)に協力を依頼。そこから二人三脚で同社の歩みがスタートする。創業当初はインナーレースのウエイトは極僅かで、人形に使うレースやインドネシアの民族衣装向け、それにカーテンレースなどの生産を行っていた。
1982年
細巾レース100%の専門工場に切替え、女性用インナーファッションレースに特化する。当時は今のように中国レースもなく、国内のインナー業界が安定した市場でもあったからだ。
2006年
生産拠点の一部を中国へ持っていくことを考え、現地の土地の手配までしていたが、中国に乱立したレース工場、またその環境の中で日本を見たときに、自社の製品を買ってもらえる保証はなく、中国のライバルと過当競争せざる得ないと考え、中国での投資は断念。足場を固め、中国では作れない付加価値の高いもの創りをすべく、新鋭機導入のため本社工場の増設に踏み切った。それからは、多品種、差別化、少ロット、独自化、特許取得といった自社技術をより高みに持っていくことが、生き残るための道であることを社員との共通認識として邁進し、その努力が結実し始め、国内ではトップクラスの設備能力と製品力を誇るまでになってきている。


得意技
この業界に於いて、企画力、デザイナーの能力が商いの最大の鍵を握っていることは言うまでもない。当社には常時11名の開発要員がおり、世界に冠たるデザインを発信し続けている。そうしたデザイナーの感性をブラッシュアップするため、毎年2回、ヨーロッパで開催される世界規模の見本市に出品するする際、営業担当だけでなくデザイナーも派遣し、最先端の空気を肌で感じさせることを継続して行っている。
当社製品の2割が海外メーカーはの輸出、残り8割が国内需要に分けられ、日本人なら誰でも知っているナショナルブランドの下着メーカー、カタログ通販、量販店等TV、ECなど多岐にわたる商品に使われている。
今後、力を入れたいこと
おかげさまで国内市場においては、当社製品を高く評価いただいているが、世界にはまだまだ上がある。当社ではオンリーワンでのトップを目標に、自社の設備・企画・デザイン力に更なる磨きをかけ、お客様から選択していただける企業に育てていきたい。
𠮷田社長には、「社員あっての会社」という考えが経営の根底にある。
いくらいい製品を作っても円高障害壁のために価格の折り合いがつかない場合もあり、世界のトップクラスはかなりハードルが高い。そこに敢えてチャレンジしていくレース大好き集団が株式会社 YOSHITA TEXであり、この高いハードルを乗り越えた時、当社のワクワクドキドキの真骨頂が発揮されるに違いない。
会社名: | 株式会社 YOSHITA TEX |
代表者名: | 代表取締役会長 𠮷田茂男 |
住所: | 923-0061 小松市国府台5丁目30番地 |
電話番号: | 0761-47-8111(代) |
メールアドレス: | m.hattori@yoshita-tex.co.jp |
WEB: | http://www.kuroda-lace.co.jp/jp/ |
業種: | 女性用インナーファッションレースの企画・販売・製造 |